2006年10月31日

建て方初日

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■2006年10月31日、建て方初日です。
バックに見えるは池田のお山、お天気も上々で祝ってくれています。

建て方の日に至るまでにはプレカット図面のチェックを5,6回、木材の検査は加工前に工場へ足を運んで実施します。その際には含水率の確認を念のため行うことにしています。
posted by まちかどけんちくか at 17:29| Construction_today 現場監理のツボ

2006年10月30日

住まいの理想を探る旅

■タイトルの言葉の響きは格好が良いのですが、プランを作り始める当初の段階でのヒヤリングからスタートして、その人がどんな住まいを求めておられるかを知ろうとする作業はまさに「旅」といった観があります。

@出逢い(まちかどけんちくか)ではさらりと記述していますが、加えるにすぎはら設計ではプランがまとまるまでには多くの時間と手間を掛けます。

これがまさに鰍キぎはら設計の大きな特徴であることに間違いはありません。

私が中学生の頃、数学の先生に教えられたこと、「数学は答えが正解でも100点は上げません、答えを出した過程に配点を多くします、考え方が間違っていてはあなたたちのためになりません」・・・と。

いえづくりもまさにこれです。

設計の過程、現場監理の過程を一歩一歩大切に進める作業には、その昔の良き時代の大工の棟梁が現場のまとめ役であったことを思わせる安心感と、コミュニケーションの深さによる精度の高い実現性を約束してくれます。


■二つ目にキーワードは「家族がいつまでも心身ともに健やかに住まえること」です。

断熱、気密、オール電化、自然素材、通風、蓄熱、基礎断熱、遮熱、耐震、免震、などなど、全ての技術はそのための具体的手段であって目的ではありません。

ものを多くを売って利益を得ることを目的とはしません、否、設計事務所の企業規模ではできないのです。
だからこそ設計者の設計監理には出来ることがたくさんあります。

始まりはあっても終わりがありませんが、もっと具体的に何を創ってゆくかをこのカテゴリーで説明してゆきます。



posted by まちかどけんちくか at 16:38| Comment(0) | すぎはら設計の住まい

2006年10月28日

木構造建築研究所 田原

■木造、特に構造に興味をお持ちの方、木造を勉強したい方には本当にお勧めのリンクです。
耐力壁の検討にはn値算定をしますが、この判定法を世に出された方が田原先生であるのはご存知でしたか?

木構造建築研究所 田原」を開いてみてください。

何よりも実際のデータをhpに掲載されており、さらに説明が詳細に書き込まれていますので、検討事項があるときはよく覗かせていただいています。
posted by まちかどけんちくか at 11:37| Comment(0) | Links リンク