2006年11月30日

ご存知ですか?【工事監理を通じた欠陥建築の防止について】

工事監理を通じた欠陥建築の防止について
(建築主への情報提供のためのパンフレット)


我田引水のつもりで書いたものではありません、国民の血税でこんなコマーシャルが世の中に存在しているのをご紹介しておきます。

こんな形でこのカテゴリーではきっと建築主となられれる方のお役に立つような情報をアップしてゆきます。
posted by まちかどけんちくか at 05:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Useful_Information お役立ち情報

2006年11月28日

潟Xトラクチャー・建築構造技術者なら是非知っておきたい・・・

■構造ソフトの会社のホームページなのですが、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の構造計算に関する基本的理論が丁寧に解説されています。
構造計算を勉強中の学生さん、現役の専門家も復習のつもりで以下のリンクを開いてみてください、とても勉強になります。

限界耐力計算ってなんだろう?
知っておきたい変位法
認定プログラムに関する Q&A
震度 5 強で倒壊の恐れあり?
強度不足、一転「安全」
posted by まちかどけんちくか at 22:32| Links リンク

2006年11月25日

構造金物の再確認をしよう

061125wakazono.jpg

■外壁の構造用合板が終わってホールダウンなどの設計の計算で設定されていた耐震用金物が取り付け終わるとつい見逃しがちなのが、柱と梁の接合金物や水平構面を構成する金物です。

建築士以外の方には理解しずらいのですが、耐震の計算で必要となった金物を取り付けただけでは100パーセントその意味をなさいということです。

柱と梁の接合部を一箇所ずつ見つめなおしてみて、縦方向、横方向、鉛直方向の力が加わったときにどのように動きそうかを現場で考え直してみることです。

設計時点では気がつかなかったことがいくつか見つかってきますので、その箇所には適切な金物を後付でもかまいませんので取り付けましょう。

タナカやカナイなど、メーカーには便利な金物がたくさん用意されています、安価なもので十分です。
特別なパテント品は必要ありません。

水平構面とは耐震壁に連なる屋根面や床面のことです。
壁との接合部にも忘れずに掛かってくる力を予想して補強しておきましょう。

残念ながら、このようなシビヤな補強の仕方は監理者不在の現場では100点満点でないでしょうね。
posted by まちかどけんちくか at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Construction_today 現場監理のツボ