2011年07月30日

足場を解体する前に点検

2006年5月31日

外装の化粧が終わりましたので足場を解体して工程は足元の工事、敷地周囲の配管や外構の工事に移っていきます。
足場を外してしまうと屋根や外壁の手直し工事が困難になってきますので、ここでひと区切り、手直しの必要な箇所が無いかを建築主さんと確認しました。

仕上げというのはその及第点には個人差がある場合がありますから、必ずご意見を窺うことにしています。

屋根などは工事の忘れものが無いか、雪止めの固定方法が大丈夫か、端部の水切りの納まりが雨漏りの原因になりはしないか、外壁はサイディングの固定法は良いか、傷を残してはいないか、などなど。

それにしてもテクスチャーが画像では分かりにくいのですが、この外壁のサイディングはいい木目が出ています、私も気に入っています。
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2011年07月29日

車庫の屋根からの鳥瞰

2011年4月21日

道路に接する車庫の屋根から撮ってみました。
ポーチから庭園、居間東の庭、そして東の方向に広がる濃尾平野の一角を広く望める自慢の絶景です。

どの現場も必ず屋根からの遠景を撮るのを忘れないのはやはり子供の頃からの習慣の性でしょうか。
だれもが持っている本能にも似た行為ではないでしょうか、屋根の上に載って「ああああ絶景、快感!」
青い空と吸い込まれるような空気の透明感、感受性全開です。

日本家屋の醍醐味は、瓦屋根の質感と勾配と軒先の伸びの安定感安心感、金属屋根の細い線と瓦の貫禄との絶妙のバランス、何千年の歴史がある日本文化はこんなすばらしい美を生んでくれたことに感謝しましょう。

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posted by まちかどけんちくか at 07:19| Comment(0) | U_house 現場監理記録

2011年07月28日

趣味の部屋の防音工事

2006年5月15日

閑静な市街地内にあり、建築主さんにとってはギターの音が外部に漏れるのは気になるところ。
2階に計画した趣味の部屋は防音施工を行いましたが、床があるといっても1階ほどの振動吸収力の無い階上の一角です。

床と壁、天井と遮音ボードの層とグラスウールの吸音層をペアに交互に何組かを施工、入り口は遮音ドアの取り付けしました。

材料は騒音効果を数値で把握できるダイケンの製品を使用しました。

何度か外部で騒音計で計測しつつの手探りの施工になりましたが、一定の性能が出ているようです。
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posted by まちかどけんちくか at 06:46| Comment(0) | YS_house 現場監理記録