三重で建築中の・・・・と申します。
ひとつ教えていただきたいのですが、壁や床の構造用合板継ぎ目には気密テープで処理しないと、アイシネンを使ってもC値が悪くなりますか?
C値は1を切ればいいと思っているのですが。
お忙しいところ申し訳ございませんが、ご回答いただきたいです。
宜しくお願い致します。
【上記が質問です、お名前は書き込んでありましたが念のため匿名にしておきました】
お答えします。
構造用合板を外壁に耐力壁としての使用した上でアイシネンを使用した場合、構造用合板の継ぎ目に気密テープ処理をしなくてもC値は1.0を切ったデータがでています。
アイシネンは吹き付けた面にシートを張ったように気密層を形成するとのメーカーの説明もいただいています。
これまでの使用経験では特に神経質にならなくてもよいように思います。
ただしより気密度を上げたい、あるいは気密度を長持ちさせたいのであればやはり必要だと思います。
ちなみに岐阜の西濃地方より冷え込む石川県で気密住宅を手がけておられる知り合いは、テープを継ぎ目に張っているそうです。
建物の形状や仕様にもよりますが、私の場合基礎断熱としていますので、C値を上げるのには、土台と基礎コンクリートとの気密度に気を配っています。
予算の関係も気になりますが、最近は気密レールも良いものがたくさん出ていますので使われることをお勧めします。
アイシネンで気密度を確保する場合は、サッシの性能と外壁周りの継ぎ目、そして土台と基礎の継ぎ目、換気機器の性能、そのほかにはあまり気をつけるものは少ないようです。
だからこそアイシネン吹きつけまでの細部収まりをキチンすれば、建物自体の気密性能をあげることは、工務店も専門業者でなくとも容易でした。
これは過去の経験から証明されています。
最後にお答えするのが遅れて失礼しました。
2011年01月26日
質問にお答えします
posted by まちかどけんちくか at 08:46| Comment(0)
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