■現在建設会社なり工務店さんあるいはハウスメーカーさんに進めてもらっている見積が、果たして適正なものか、やっておかなければいけない工事に落ちはないのか、など不安をお持ちではないでしょうか?
デザインや機能性、家族の要望などがまとまってきたといえ予算が納まらなければ契約できないのだけれど、これでいいのだろうか?
契約の相手である工務店さんに訊けばいいのですが、やはり利害の反する直接の相手では訊きづらい部分がどうしても残ります。
そんな場面にその方面のデータが豊富な設計事務所に第三者としてアドバイスできる体制があるのはご存知でしょうか。
役所の物件などの設計経験からなるべく標準的な建築単価のデータを知っていますし、設計監理という職種柄工務店も幅広くお付き合いしており地域の相場的価格やメーカー市場の動向も把握しております。
したがって中立な立場から設計内容に対して無理はないか、適切な内容か、あるいは見積書の書かれている内容がトラブルの原因とならないように明細に書かれているかなどが分かります。
建築工事を総合的な把握するのはもとより得意な部分ですから何が予算から外れてしまっているか、例えば屋外の排水や塀などの付帯工事的でハウスメーカーとしては別途工事としておきたいような工事をお教えすることも出来ます。
工務店としては責任範囲外となる税金やタイムリーな所得控除制度の有無をお教えしたり、固定資産税の予想、税務署との関わり方などにも触れることができます。
自己責任の時代です、建築士法に謳われている建築主の立場に立った設計の出来る設計事務所として本来の仕事なのです。
どこへ訊ねてよいやらお困りの方には是非ご一報ください。
2007年02月22日
建築の適正な総予算を掴んでおきたい
posted by まちかどけんちくか at 13:40| Comment(0)
| ActualResults 依頼できること
2007年01月18日
直営工事をお手伝いする
■設計監理という仕事には、前回の「設計監理を依頼する」の冒頭に触れてあるような建築主の全権的代理人として、デザイン、技術、予算を含めた種々の条件に沿って、目的に向かういわゆるプロジェクトのリーダーとしてのイメージが強いのではないでしょうか。
ところが、こんな場面もありました、それは直営工事のお手伝いをするケースです。
ここで直営工事というのは、建築主自らが専門業者(基礎工事、木工事、屋根工事など)個々に対して元請業者を介することなく、直接発注契約する工事形態をいいます。
例えば、建築主ご自身が建築関連のお仕事をお持ちの場合、あるいは過去にそんなご経験をお持ちで大まかな知識がある場合です。
さらに自宅は自分の力で作ってみたいという考え方をお持ちの場合もありました。
オープンシステム(正確には多少の差異はあります)というネーミングでこれをシステム化してコマーシャルしているグループもありますが、実は少なくとも地元揖斐川町ではかなり以前より直営の工事形態は存在していましたし、そのお手伝いもしてきました。
建築主ご自身がそんな方針をお持ちで、ある程度建築の知識をお持ちである、あるいは積極的に勉強したいということは、実は設計者にとってお手伝いできる願ってもない条件でもあるのです。
なぜならば、設計者の一定の考え方を理解していただけることがはっきりしており、共同作業者としての距離感が掴めているため、車の両輪のように話し合いの中からプロジェクトを進めることが出来るからです。
設計監理者の広い現場経験を生かして、設計はもちろん、専門業者の見積収集から契約、工事の管理や設計の監理も、まさに建築主さんとの二人三脚で(今はコラボレートといいます)行うことが出来ます。
だからこそ意外と面白い建物が作れるという側面も持っています。
時間は掛かるかもしれませんが、何よりも予算を納得済みで押さえてゆく事ができます。
ところが、こんな場面もありました、それは直営工事のお手伝いをするケースです。
ここで直営工事というのは、建築主自らが専門業者(基礎工事、木工事、屋根工事など)個々に対して元請業者を介することなく、直接発注契約する工事形態をいいます。
例えば、建築主ご自身が建築関連のお仕事をお持ちの場合、あるいは過去にそんなご経験をお持ちで大まかな知識がある場合です。
さらに自宅は自分の力で作ってみたいという考え方をお持ちの場合もありました。
オープンシステム(正確には多少の差異はあります)というネーミングでこれをシステム化してコマーシャルしているグループもありますが、実は少なくとも地元揖斐川町ではかなり以前より直営の工事形態は存在していましたし、そのお手伝いもしてきました。
建築主ご自身がそんな方針をお持ちで、ある程度建築の知識をお持ちである、あるいは積極的に勉強したいということは、実は設計者にとってお手伝いできる願ってもない条件でもあるのです。
なぜならば、設計者の一定の考え方を理解していただけることがはっきりしており、共同作業者としての距離感が掴めているため、車の両輪のように話し合いの中からプロジェクトを進めることが出来るからです。
設計監理者の広い現場経験を生かして、設計はもちろん、専門業者の見積収集から契約、工事の管理や設計の監理も、まさに建築主さんとの二人三脚で(今はコラボレートといいます)行うことが出来ます。
だからこそ意外と面白い建物が作れるという側面も持っています。
時間は掛かるかもしれませんが、何よりも予算を納得済みで押さえてゆく事ができます。
posted by まちかどけんちくか at 15:21| Comment(0)
| ActualResults 依頼できること
2006年12月15日
設計監理を依頼する
■設計監理をするということは、建築士の免許を持つ者が契約を前提に建築主の代理人となること
設計監理を依頼します・・・といってもそれが何をもって設計監理というのかを知らなければ依頼しようがないはずです。
建築の設計監理という仕事を20年以上(年齢は語りたくないので正確な年数はあえて書きません?)生業にしてきたからこそ分かってきたことですが、
設計図を作るということは、デザイン、技術、予算を含めて種々の条件に沿った建物を作ることになる、作ることが出来るということです。
あらためて書くほどではないくらい周知の事実のように響きますが、現実はそうなっていないようです。
例えば「住宅のごときにそれだけこだわりを持って計画ずくめで作らなくてはいけないのか」と不思議に思っておられる建築主さんはたくさんいらっしゃいます。
それは工事を完成させるという目的のもとに、契約の相手が建設会社でなく設計会社であるというだけであるということ、目的を達成する手段や方法の違いと考えてください。
今日は設計事務所の仕事のひとつをなるべくシンプルに書いてみましたが、他についても順次追記してゆきます。
設計監理を依頼します・・・といってもそれが何をもって設計監理というのかを知らなければ依頼しようがないはずです。
建築の設計監理という仕事を20年以上(年齢は語りたくないので正確な年数はあえて書きません?)生業にしてきたからこそ分かってきたことですが、
設計図を作るということは、デザイン、技術、予算を含めて種々の条件に沿った建物を作ることになる、作ることが出来るということです。
あらためて書くほどではないくらい周知の事実のように響きますが、現実はそうなっていないようです。
例えば「住宅のごときにそれだけこだわりを持って計画ずくめで作らなくてはいけないのか」と不思議に思っておられる建築主さんはたくさんいらっしゃいます。
それは工事を完成させるという目的のもとに、契約の相手が建設会社でなく設計会社であるというだけであるということ、目的を達成する手段や方法の違いと考えてください。
今日は設計事務所の仕事のひとつをなるべくシンプルに書いてみましたが、他についても順次追記してゆきます。
posted by まちかどけんちくか at 10:20| Comment(0)
| ActualResults 依頼できること