玄関正面は漆の棚、正面に上がるのではなくて左手が客間への通路になっています。
正面の壁の向こうは居間、壁の上下には欄間と地窓にて通風を確保してあり、デザインとしても正面が閉鎖的に感じられない役目も負っています。
そして左手には画像のような飾り床が作ってあります、「こちらへどうぞお上がりください」と誘導するかのように。
位置を変えて外の光が差し込むようになった階段の見える向こうの格子戸がお座敷の入り口になっています。
ビフォーアフターのアフターだけでは説得力がないですが、改装前の玄関より広く明るいイメージになっています。
