設計当初より建築主さんからご自分で内装デザインに合う家具を探してみたいということで相談を受けていました。
家具には「造り付け」といって建物の一部になってしまうような固定式で製作工場もその専門分野があるもの、従来の「置き家具」形式の製作工場と大きく分かれています。
使用する機械は似ているかもしれませんが、カンディーハウスのような置き家具形式ではデザインや木の使い方、継ぎ手の方法、加工の方法など、各社で工夫を凝らして特徴をアピールしています。
名古屋のショールームへも確認に出かけてしつらえたのが、居間のテレビボードやテーブル、ソファー、ダイニングのテーブルや椅子です。
内装の仕上がりは木のテクスチャーとそれ以外の面積比や配置や色のバランスにいつも注意していますが、建築主さんもその考え方を汲み取って購入していただけました。
しっくり似合っているのが気持ちいいです。

